市街地に建つ、地域住民にも愛される施設

フランセーズ悠よしだ

長野市街地に位置する老人福祉施設。1階がデイサービスセンターと病児保育園、2階は個室のショートステイなど、近隣に不足しているニーズに寄り添った内容となっている。敷地は前面道路側に開いた扇形のプランが難しい敷地である。建物を敷地に合わせるため、広い部屋を中心としてその側面に各室を配置することで、効率的な扇型を実現した。これにより前面道路から大きく見え、地域の人が寄り付きやすい計画となった。外装はタイル張りのアースカラーとすることで、市街地に馴染みつつ個性を持たせ、地域の人が親しみやすい計画とした。敷地は住宅地に囲まれているため、施設のプライベート感を保ちながら、近隣住宅への視線にも配慮した設計としている。